
気になった本を自分の机の上に置くようにしていて、気がつけば3ヶ月で二十数冊ほどになります。だんだんと本を読むことの楽しさを感じられるようになってきたので、書評を始めようと思います。
高校生の僕が「スタンフォード式疲れない体」から学んだ10の行動改革。
『最近体がやけに重い...』
『寝ても疲れがとれない...』と感じていませんか?
ここでは誰でも今すぐできるリラックス方法を紹介します。
こんな方におすすめ
- なぜ疲れるのか知りたい!
- 疲れのとり方はどうするの?
- 根拠はどうなの?
この3点について、お話ししていこうと思います。
「スタンフォード式 疲れない体」著 山田知生 出版サンマーク出版

1 寝不足は脳震盪と同じ?!
まずは睡眠の大切さについてお話しします。
みなさんご存じのとおり、睡眠の主な役割は脳とからだの回復です。
ですので、「寝ていない」→疲労が取れていない状態そのものです。
ある学生選手を対象に行ったテスト結果では、寝不足時の脳の状態は、『脳震盪』を起こしている状態と似ていることがわかっています。
そして、 5時間睡眠の人が風邪を引く確率は、7時間睡眠の人の「約2.5倍」であることもわかっています。
また、睡眠不足により太りやすくなることも報告されています。
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2 疲れには、「筋肉•神経」が影響する
最新のスポーツ医学の理論では、疲労は筋肉だけでなく、神経のコンディションの悪さによって引き起こされていることがわかっています。
つまり、
筋肉と神経の両方が影響しています。なので「睡眠」を十分に摂ったり、「リラックス」をしてからだを休ませてあげる必要があります。
3 「夜更かし』も『早寝』もしない
『就寝時間』『起床時間』『睡眠時間』は極力変えずに固定します。
すると、
体のリズムが安定してつかれにくい体質につながります。
4 『ベットに入る90分前』までに入浴
湯船に浸かると、なかなか下がりにくい深部体温というのが上昇します。
するとその温度が下がるまでなかなか寝付けなくなってしまいます。
また、約40度のお湯に15分浸かった場合、上がった深部体温は元より下がるのにかかる時間は、約90分かかります。
なので、入浴してから90分後にベットに入るのが望ましいです。
5 就寝前に深呼吸をする
就寝前に深呼吸をすると、体内の副交感神経を安定させより良い睡眠をとることができます。その際にできるだけお腹を凹まさないようにしましょう。お腹の腹圧が強まり、効果がより期待できます。
6 軽い運動が疲労回復につながる
一見、「運動したら疲れる」と思うかもしれませんが、世界的研究者が研究を通して、軽めの運動が疲れを減少させるということを発表しています。実は、疲労に悩む多くの方々は、十分に運動できていない場合がおおいのです。
『今日は疲れた』『すぐにねむりたい』というときこそ、夜のジョギングをおすすめします。
ジョギングのような軽めの有酸素運動を20〜30分すると、血行が良くなって、筋肉のコリがほぐれていきます。
7 寝溜めは逆効果?!
『週末の寝溜めで疲れが取れるのでは?』と思う人もいるかもしれませんが、寝溜めでは睡眠不足によるダメージは回復されないことがわかっています。家でじっとしているだけでは、疲れは取れないどころか、むしろ増える可能性も指摘されています。
8 『週末』は寝過ぎない
はっきり言います。
『寝溜め』は疲労回復には効果がありません。それに、昼過ぎまで寝たりすると、体内時計のリズムが狂ってしまい、逆効果なんです。
週末、長く寝るとしても1〜2時間くらいにとどめましょう。
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9 食事は腹八分目に
一般には、1日3食たべることが健康だとされていますが、実はそれは間違いです。むりにお腹いっぱいにたべてしまうと、胃腸に負担がかかり、ほかの回復機能がしっかりと働きません。どの食事も腹八分目までにとどめるのが良いです。
10 水を1.5リットル飲む
じつは水分補給は疲労回復には必要不可欠です。水分を取ることにより血液中の水分が多くなり、血液がサラサラになります。
すると、脳への栄養補給がスムーズになり中枢神経とからだとのコミュニケーションが良くなり、結果としてつかれを解消させます。
まとめ
- 1日7時間睡眠
- 就寝時間2時間前までに入浴
- 軽めの運動
- 腹八分目の食事量
- 多めの水分補給
上記の5点がこの記事の要点です。
まずは1日一つ、興味のあるものからぜひトライしてみてください。